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修学旅行中止相次ぐ 茨城県内小中学校 感染リスク防げず

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け30日、茨城県内で小中学校の修学旅行や宿泊学習の中止の発表が相次いだ。各教育委員会は、経由地や目的地の感染状況を踏まえ、児童生徒の安全確保が困難と判断した。

■常陸大宮市
常陸大宮市教委は30日、市立中学校の3年生を対象とした修学旅行を中止すると発表した。

修学旅行は4校の286人が対象。当初は6月に、京都府、奈良県方面へ2泊3日の日程で計画されていたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け延期。秋の実施を模索していた。

■鹿嶋市
鹿嶋市教委は30日、市立小中学校の修学旅行や宿泊を伴う年内行事を中止すると発表した。積立金は保護者に返還し、中止に伴うキャンセル料は市が負担する方向で検討している。

市教委によると、修学旅行は中学3年生約490人が2泊3日で京都府と奈良県を訪れる予定だった。また、小学校の校外学習では、6年生約590人が1泊2日で神奈川県鎌倉市などを訪問予定だったという。

市教委は児童生徒の感染リスクに加え、旅先で発熱者や感染者が出た場合の対応も困難と判断した。

今後は各校が日帰りの校外学習など代替行事を検討する。また、中学1年生を対象にした来年1月のスキー教室は状況を見て実施の可否を決める。

■取手市
取手市教委は30日、今秋に予定していた市立小中学校の修学旅行や宿泊学習を中止にしたと発表した。

修学旅行は、市内全6校の中学3年生約750人が関西方面、14校の小学6年生約750人が神奈川県を、小学5年生約710人が宿泊学習として県内の施設を訪れる予定だった。今後は、各学校が代替行事を検討していくという。

■龍ケ崎市
龍ケ崎市教委は30日、今秋に予定されていた全17市立小中学校の修学旅行と宿泊学習を中止すると発表した。

対象は小学5年生から中学3年生までの3044人。修学旅行は小学6年生が神奈川県や東京都、中学3年生が京都府や広島県などを訪問、小学5年生と中学1、2年生の宿泊学習は県内で行う予定だった。キャンセル料は300万円から600万円程度を見込み、市で全額を負担する。各校は今後、代替行事実施について可否を含め検討していくという。

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