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水戸、感染3人「無職」と虚偽申告 実際はバー店長と従業員 店名公表、客に連絡呼び掛け

店長と従業員の感染が確認された「BAR Hangout(バーハングアウト)」=水戸市大工町2丁目
店長と従業員の感染が確認された「BAR Hangout(バーハングアウト)」=水戸市大工町2丁目


水戸市の高橋靖市長は7月31日夜の記者会見で、この日までに新型コロナウイルス感染が確認された男性3人が当初申告した職業「無職」は虚偽で、実際は「接客業」であると明らかにした。高橋市長はクラスターの可能性がある重大案件として、3人が働く店をバー「BAR Hangout(バーハングアウト)」(同市大工町2丁目)と公表。同月1日から27日までの間に店を訪れた人に対し「市保健所または最寄りの保健所に連絡してほしい」と呼び掛けた。

市によると、3人は店長の30代男性と従業員の20代男性2人。一連の感染者の中に「無職」と答える人が多かったため、市が再度聞き取りしたところ実際の職業を答えた。中傷を恐れ、虚偽の職業を申告したという。このほか、30日に県が感染を発表し、市に移管された30代男性も店の関係者で、客を紹介するため店に出入りしていた。店長や従業員は、店ではマスクを着けずに接客していたという。

この4人と、市が28日に感染発表した30代男性の計5人は市外で19日に行われたバーベキューに参加。全体で約10人が集まっていた。31日には客紹介の男性の友人である男女2人の陽性判明も市から発表された。



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