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児童、水戸市に手作りマスクケース寄贈 放課後デイサービスで作業、200枚

高橋靖市長(手前)にマスクケースが入った箱を手渡す(左から)大山凜人君と弓野ほのかさん、浅川琉生君=水戸市役所
高橋靖市長(手前)にマスクケースが入った箱を手渡す(左から)大山凜人君と弓野ほのかさん、浅川琉生君=水戸市役所


水戸市末広町の放課後等デイサービス「ひと・まちすりーえす」に通う児童7人がマスクケースを手作りし、7月30日、水戸市に200枚を贈った。代表児童3人が市役所を訪れ、高橋靖市長に手渡した。

マスクケースは縦約11センチ、横約19センチ。透明の柔らかいクリアファイルをはさみで切って、手で折るなどして作成。児童とスタッフが作業ごとに係を決め、200枚そろうまで約1カ月かかった。「コロナウイルスに負けないで頑張りましょう」などと書いたカードも印刷して中に入れ、仕上げにアルコールで消毒した。

この日訪れたのは、いずれも市立五軒小6年で11歳の浅川琉生(るい)君と大山凜人(りんと)君、弓野ほのかさん。飯塚裕治事業支援長(67)と同所を運営するNPOひと・まちねっとわーくの池田馨理事長(72)が同席した。浅川君は「(作業は)難しかったが上手にできた」と笑顔で話した。高橋市長は「マスクが衛生的に使えるようになり、ありがたい」と感謝した。

同所は4月に開所。定員10人で市内小学校の特別支援学級に在籍する児童が通っている。



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