元プロ野球選手・根本陸夫さんのユニホーム 親族、東海村に寄贈 「子どもたちの励みに」
東海村出身で、2001年に野球殿堂入りした元プロ野球選手、故根本陸夫さんの長男穣介さん(60)と、おい哲志さん(62)が4日、同村に根本さんのユニホームを寄贈した。
根本さんは現役引退後、監督や球団フロントの要職として西武やダイエー(現ソフトバンク)の黄金時代を築くなど、球界に大きな功績を残した。
穣介さんと哲志さんらは同日、村役場を訪ね、根本さんが監督時代に着用していた、背番号「81」の西武とダイエーのホーム用ユニホームを山田修村長に贈った。穣介さんは「野球をしている子どもたちの励みになってもらえれば幸い。父も喜ぶと思う」と述べ、哲志さんも「これまでの功績を知ってもらえたらうれしい」と話した。
山田村長は「根本さんを知らない村民も多い。ユニホームを通して根本さんの功績を村民に広めたい」と話した。
村は、図書館などの公共施設や、来年7月開館予定の「歴史と未来の交流館」(仮称)で展示する予定。