「がんばっぺ山形」土のう袋にメッセージ 常磐大高生、水害の地応援
7月の大雨で水害に遭った山形県を応援しようと、水戸市新荘の常磐大高で6日、生徒らが現地に送る土のう袋にメッセージを書いた。生徒会の呼び掛けに応じた1、2年生約50人が参加。白い袋に「がんぱっぺ山形」などと、思い思いの言葉や絵を書き込んだ。
山形県では7月28、29日にかけ、大雨で最上川が氾濫し、多くの住宅が浸水した。同高は昨年の東日本台風(台風19号)の後、生徒らが大子町でボランティア活動に従事。県外から多くの人が参加しているのを見て、大雨被害で苦しむ被災地に恩返しができないかと企画した。袋は夏休み中に、山形県庁に送る。
生徒会の片岡瑠唯(るい)会長(16)は「コロナで人が行ける状態ではないので、どうやって元気を与えられるか考えた」。花の絵を添え「今が正念場! がんばろう!!」と書いた横須賀南月さん(15)は「今を乗り切ったら楽しいことがあるので、頑張ってほしい」と話した。