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「宿題頑張りたい」茨城県内学校の多くで短い夏休み

先生の問いに手を挙げ、夏休みの過ごし方を確認する児童ら=7日午前、水戸市新原の市立堀原小学校
先生の問いに手を挙げ、夏休みの過ごし方を確認する児童ら=7日午前、水戸市新原の市立堀原小学校


茨城県内の小中高校の多くで7日、夏休み前最後の授業があった。新型コロナウイルスの影響で夏休みが大幅に短縮される中、県内多くの学校が2学期制に移行し、同日は通知表の受け渡しも終業式もない通常の授業日となった。

水戸市内の小中学校では、夏休みは8〜23日までの16日間に短縮された。同市新原1丁目の市立堀原小(児童268人)では、校内放送による朝の会で江幡和代校長(55)が「夏休みが有意義になり、24日の朝、みんなであいさつができるようにしよう」と無事に過ごすことを呼び掛けた。1年生の教室では、期間中の過ごし方や宿題についてプリントに赤線を引いて確認し合った。

初めての夏休みに畑山永斗(えいと)君(7)は「プールにいっぱい行きたい」と楽しみな様子。泉心奈(ここな)さん(6)は「宿題で引き算を頑張りたい」と笑顔で話した。

県教委によると、7日が夏休み前最後の授業日だったのは、国公私立の小中高校や特別支援学校など計408校。夏休み明けは、小中学校の多くが17日とし、高校や特別支援学校の多くは24日の予定。

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