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《新型コロナ》茨城、12人感染 6月以降の「第2波」で200人に達す

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茨城県は7日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに12人確認されたと発表した。石岡市の20代医療機関事務職員の女性は、後に陽性判明した患者と勤務先で接触。クラスター(感染者集団)の可能性がある那珂市のカラオケ店関連では新たに1人の感染が分かった。県内の累計感染者は368人となり、6月以降の「第2波」では200人に達した。

事務職員は7月下旬、発熱などの症状で受診に来た患者に対応。この患者は今月4日、別の医療機関の検査で陽性と分かった。県は「現時点で感染の広がりはない」としている。水戸市石川の大久保病院は7日、事務職員の感染判明を発表したが、県は同一人物か明らかにしていない。

城里町の70代無職女性は7月下旬、これまでに利用客3人の感染が判明している那珂市の「カラオケはる」を利用。同町の60代自営業女性も陽性と分かり、県は関連を調べる。

都内の大学に通う龍ケ崎市の10代男子学生は、5日に感染判明した同市の40代男性の濃厚接触者。つくば市の50代会社員男性は、5日判明の40代女性の夫。都内の消防署に勤務する同市の30代消防士男性は、5日判明の20代女性の夫。

ほかに、筑西市の30代自営業男性▽土浦市の10代アルバイト女性▽つくば市の30代会社員男性▽その子の男児▽ひたちなか市の60代会社員男性▽牛久市の40代自営業男性。

県によると、新型コロナ感染者のうち9人が7日までに回復。県内の退院・退所などは計242人。

■県内感染確認者
368人(前日比+12人)
うち死者 10人
退院・退所等 242人
(県発表、7日午後10時現在)



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