《新型コロナ対策》小栗判官まつり中止 筑西
筑西市協和地区で12月6日に開催予定だった第31回小栗判官(はんがん)まつりについて、同まつり実行委員会(小林泰典委員長)は11日、新型コロナウイルス感染症予防のため、中止すると発表した。実行委の31人が書面による評決を行った。小林委員長は「残念だが、感染者も増えている状態で無理と判断した。来年はぜひ開催したい」と話した。
同まつりの中止で、同市の「四大まつり」は全て中止された。
同まつりは、協和地区をルーツとする「小栗判官伝説」にちなんで構想され、1989年にスタート。登場人物の戦国武将「小栗判官」など、総勢約200人の武者行列が大きな見どころとなっている。実行委によると、2019年の同まつりは観客約2万5千人を集めた。