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境町 定住促進住宅の起工式 人口増や活性化期待

くわ入れを行う橋本正裕町長(中央)ら関係者=境町長井戸
くわ入れを行う橋本正裕町長(中央)ら関係者=境町長井戸


町外から子育て世帯や新婚世帯を呼び込む、境町の定住促進住宅の起工式が20日、境町長井戸の建設地で行われ、橋本正裕町長や倉持功町議会議長ら関係者らが工事の安全を祈願した。同住宅は「アイレットハウス モクセイ館・カンナ館・さくら館」に続く第4弾で、定住人口の増加や周辺地域の活性化が期待されている。

建物は、鉄筋コンクリート3階建ての集合住宅で、全室2DKの26戸。1戸当たりの専有面積は51.3平方メートル。来年2月完成、3月から入居開始予定となっている。駐車場を各戸1台分ずつ計26台分確保したほか、建物1階部分に集会室を設けた。同住宅は、国の交付金と民間企業の資金や経営ノウハウなどを活用して建設・維持管理・運営するため、町の財政負担なしで建設できる。

建設地は茨城西南医療センター病院やスーパーマーケット、町立境一中などに接しており、教育や医療などの施設が整った環境で子育てができるのが特徴。これまでに建設した定住促進住宅全82戸はすでに満室となっている。

橋本町長は「立地的には素晴らしい場所。境町に移住すれば誰でも英語が話せるようになる事業も行っているので、ぜひ、移住定住していただきたい」と話している。

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