新型コロナ 茨城で新たに4人感染 クラブ利用客の子も

茨城県は24日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに4人確認されたと発表した。このうち、かすみがうら市の未就学男児は、クラスター(感染者集団)が発生したつくば市天久保1丁目の「Club Rouge(クラブルージュ)」利用客の子ども。4人はいずれも軽症か無症状。県内の累計感染者は507人となった。
かすみがうら市の男児は、同店を利用し21日に感染が分かった20代女性の子。県によると、同市内の私立保育園児で、同園には21日まで通園していた。男児と接触した可能性がある同園の園児50人と職員6人に対し検査を実施する。
取手市の70代無職男性は、20日に感染判明した60代女性の夫。牛久市の20代会社員男性は、同日に感染が分かった取手市の20代男性と共に千葉県内を訪れていた。いずれも感染者との接触を受けてPCR検査を行い、陽性が判明した。
このほか、牛久市の30代自営業男性は、8月上旬から中旬にかけて仕事で県外を訪問していた。
県と水戸市によると、新型コロナ感染者のうち新たに4人が24日までに回復。県内の退院・退所などは計407人となった。
■県内感染確認者
507人(前日比+4人)
うち死者 11人
退院・退所等 407人
(県発表、24日午後10時現在)