次の記事:大井川知事「記憶一切ない」

新型コロナ想定、避難所運営訓練 茨城町職員70人

避難所運営訓練で間仕切りを組み立てる茨城町の職員=同町小堤
避難所運営訓練で間仕切りを組み立てる茨城町の職員=同町小堤


新型コロナウイルス感染拡大下での災害発生に備え、茨城町は21日、同町小堤の町中央公民館で感染症対策を踏まえた避難所運営訓練を実施した。町職員計約70人が避難所の設営や、感染症に配慮した避難者受け入れ手順などを確認した。

同ウイルスの感染拡大を受け、町は7月に避難所運営マニュアルを策定。職員は3人1組のグループとし、避難所運営に当たる。秋の台風シーズンを前に、実際の動きを確認しようと同訓練を行った。

訓練は午前と午後の2回に分けて実施。午後は職員36人が参加し、間隔を取りながら、段ボールとナイロン製の間仕切りを組み立てた。また、職員らが運営側と模擬避難者となり、体温測定や受け付け、案内などをシミュレーションした。

町総務課の根矢真由美課長は「災害時は全職員一丸となり対応しなくてはいけない。(訓練で)意識を持ち、迅速に対応を取れるようになれば」と話した。

最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース