《新型コロナ》茨城県内、6人感染 当初は軽症の60代男性死亡

水戸市は28日、県内医療機関に入院していた60代男性が27日に死亡したと発表した。当初は軽症だったという。茨城県と市によると、28日は新たに計6人の感染が確認され、うち日立市の90代の夫婦と80代女性の3人は、同市内の高齢者施設の入所者。県内の累計感染者は538人となった。
90代の夫婦は、26日に感染が分かった同市の50代男性の両親で、妻は酸素吸入が必要な中等症。入所していた高齢者施設でほかの利用者と職員約30人を検査した結果、入所中の80代女性の感染が判明した。
つくば市の10代アルバイト男性は、同市天久保1丁目の繁華街を対象に県が進める集中検査で感染が分かった。男性は同所で接客を伴わない飲食店に勤務。
同所の集中検査で28日までに2人の感染が判明したことを受け、県は当初30日までとしていた検査期間を9月6日まで延長する。
土浦市の60代会社員男性は、25日に感染が分かった60代女性の夫。ほかに、水戸市の70代無職男性。
また、新型コロナ感染者のうち6人が27日に回復。県内の退院・退所などは計436人となった。
■県内感染確認者
538人(前日比+6人)
うち死者 13人
退院・退所等 436人
(県発表、28日午後10時現在)