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コロナ対策徹底 避難所開設訓練 八千代町

フェースシールドを着用して避難者受け入れに対応する職員=八千代町菅谷の町総合体育館
フェースシールドを着用して避難者受け入れに対応する職員=八千代町菅谷の町総合体育館


八千代町は30日、同町菅谷の町総合体育館と町立中央公民館で、職員ら約150人が参加して新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所開設・運営訓練を行った。大規模な自然災害に備え、避難者の受け入れ手順のほか、段ボールを使った間仕切りやベッド組み立てなどに取り組んだ。

訓練は、大型台風の関東地方接近に伴い、鬼怒川などの河川が増水し、浸水の恐れがある地区に町が避難勧告を発令したとの想定で行われた。

同体育館入り口では、ガウン、手袋、マスク、フェースシールドを着用した職員が避難者を検温。その後、体調チェックシートや避難者名簿へ記入してもらう段取りを確認した。体温が37.5度以上あった人は、隣接する同公民館へ誘導する形を取った。

また両施設で、避難者のプライベート空間を確保するため、段ボールを使った間仕切りとベッドを組み立てる方法を確認した。

同町で、コロナ禍を前提とした訓練は初めて。古宇田信一副町長は「修正すべき点もあり、かなり成果があった。より良い避難所の設置ができるように見直していく」と話した。



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