新型コロナ、茨城で新たに4人感染 笠間市職員や准看護師

茨城県と水戸市は1日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計4人確認されたと発表した。笠間市下水道課職員の60代男性と妻の50代無職女性は、8月31日に県が感染を公表した20代男性の同居の両親。水戸市の50代准看護師女性は、市内の有料老人ホームに勤める。4人全員が軽症か無症状。県内の累計感染者は549人となった。
水戸市内の有料老人ホームに関係する感染者は4人目。既に職員1人と入居男性、この男性への訪問診療に同行していた30代診療所事務職員男性の感染が確認されていた。准看護師は、職員の感染判明を受けて8月24日にPCR検査した際には陰性だった。入居男性をケアしていたことなどから市が同31日に検査したところ、陽性が判明した。
同施設では、職員と入居者の計77人を検査済み。診療所は医師と看護師、事務職員の計20人を検査した。
ほかに石岡市の30代無職女性。新型コロナ感染者のうち新たに7人が1日までに回復。県内の退院・退所などは計460人となった。
■県内感染確認者
549人(前日比+4人)
うち死者 13人
退院・退所等 460人
(県発表、1日午後10時現在)