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映画祭再び見送り コロナ影響 北関東4市が連携会議

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水戸、宇都宮、高崎、前橋の北関東4市が交流や連携事業を探る「北関東中核都市連携会議」が8月31日、ウェブ上で開かれた。水戸市の高橋靖市長らが映画などを活用した各市PRの推進などについて協議した。2014年にスタートした会議は13回目。毎年2、8月に、4市長が北関東圏域全体の魅力や自立性・存在感を高めるため、今後の交流や連携事業の展開について意見交換している。

2月に水戸芸術館で開催が予定され中止となった「きたかん映画祭」は、新型コロナウイルスの影響で本年度も開催を見送ることにした。2月から各市が配布している「ロケ地カード」は不足分を増刷し、新規のカードも作る方針を決めた。カードを活用した周遊策については新型コロナの感染状況を踏まえ、検討、対応していく。

首都圏で4市の観光・食・物産の情報を発信する「きたかんマルシェ」は22年度まで中止。代替え事業を検討する。インバウンド観光推進に向け開設、運用する公式SNS(会員制交流サイト)は国内、海外の新型コロナの状況を見極めながら対応する。

新規事業「きたかんオープンイノベーション」(仮称)については募集テーマの方向性を検討。コロナ時代への対応と都市の魅力づくり、移住促進に向けた取り組みを基本に据え、テーマの具体化を図り次回会議で決定する。事業は22年度に事業者との交流会やプロジェクト提案の募集・選定、プロジェクトの社会実験やモデル事業の実施などを行う予定。



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