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新型コロナ、茨城で1人死亡、6人感染

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町


水戸市は2日、新型コロナウイルスに感染し県内医療機関に入院していた80代男性が死亡したと発表した。県内の死者は計14人となり、同市内では2人目。県と水戸市によると、2日に県内で新型コロナ感染者を新たに計6人確認。うち2人は水戸済生会総合病院(同市双葉台)の50代看護師女性と20代医療技術者男性で、同病院関係の感染確認は計9人となった。県内の累計感染者は555人。

水戸市によると、看護師の女性は新型コロナ感染患者受け入れ病棟に勤務し、別の病棟で発生したクラスター(感染者集団)の患者と約2週間前に接触した。医療技術者の男性はこの病棟も担当していたが、普段、患者らと接触する職種ではないという。男性の同僚2人は自宅待機とした。女性は中等症。同病院は2人の接触が限定的とみており、今のところ診療体制を変更していない。

同市の30代会社員女性は、市内有料老人ホーム入居者への訪問診療に同行していた30代診療所事務職員男性の家族。同施設・診療所関連の感染者は5人目。

東海村の40代会社員男性は、8月14日に感染が判明した同村の80代男性の濃厚接触者。80代男性の70代の妻は那珂市の「カラオケはる」利用者で、既に感染が判明している。

水戸市の20代無職女性は8月下旬、家族とともに市外の陽性者1人と自宅で食事するなどしていた。取手市の30代会社員男性は、東京都内に勤務。電車を利用して通勤していた。

新型コロナ感染者のうち新たに7人が2日までに回復。県内の退院・退所などは計467人となった。

■県内感染確認者
555人(前日比+6人)
うち死者 14人
退院・退所等 467人
(県発表、2日午後10時現在)

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