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全勝優勝目指す 真中新体制、6日初陣 サッカー茨城県社会人リーグ1部・境トリニタス

新体制を発表した境トリニタスの真中靖夫新監督(中央)と橋本正裕町長(左から3人目)ら=境町役場
新体制を発表した境トリニタスの真中靖夫新監督(中央)と橋本正裕町長(左から3人目)ら=境町役場


サッカーの茨城県社会人リーグ1部の境トリニタスが2日、境町役場で記者会見を開き、新体制を発表した。J1鹿島などで活躍した真中靖夫=坂東市出身=が監督に就任し、J2水戸などでプレーしたMF金久保彩=同町出身=ら上位リーグの経験を持つ実力者が加入した。「県西地区からJリーグ入り」がチームの合言葉。まずは6日に開幕する県1部リーグの全勝優勝を目指す。

Jリーグに上がるためには県1部、関東2部、同1部、日本フットボールリーグ(JFL)を勝ち抜かなければならない。今季の最大目標は、県1部優勝を果たした上で、各都県の上位勢が出場する関東社会人大会を突破し、関東リーグ2部に昇格することだ。決して楽な道のりではないが、突破するために10人を迎え入れ、戦力を整えた。

真中監督は「ふるさとに戻って仕事ができることに感謝している。手応えを感じている。選手やサポーターには開幕戦後にいけると思ってもらえるだろう。全勝でいく」と意気込む。

新型コロナウイルスの影響で県リーグは7試合で優勝を決める短期決戦に。期待がかかるMF金久保は「自分の経験を若い選手に伝えていきたい。少しでも力になれればいい」とピッチ内外で尽力することを誓った。

新戦力の補強には町の協力もあった。九州リーグのJFC宮崎から加わったGK渡辺敬人と真中監督は地域おこし協力隊でもある。2人はチームへの貢献だけでなく、地域スポーツの振興にも携わる。既に境高や境一、二中の外部コーチとしても活動している。

橋本正裕町長は「地域スポーツが発展していく町になれば成功と言える。地域が応援するクラブになってきている」と期待を込める。チームを運営する境スポーツクラブの倉持貢理事長は「町には最善、最高の支援をいただいている。精いっぱいの努力をして、(目標を)成し遂げたい」と言葉に力を込めた。

チームの初戦は6日午後1時半から、神栖総合公園サッカー場で昨年の覇者・鹿島さわやかと対戦する。




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