新型コロナ 茨城県内新たに4人感染 10日発表分
茨城県と水戸市は10日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計4人確認されたと発表した。クラスター(感染者集団)が発生した有料老人ホーム「ローズヴィラ水戸」(同市堀町)では、入居者の90代無職女性と、勤務する60代介護福祉士女性の感染が新たに判明。取手市の60代無職女性と30代会社員男性は、2世帯住宅に同居する別世帯の家族。4人とも軽症。県内の累計感染者は593人となった。
ローズヴィラ水戸では、介護棟の同じフロアに入居する男女5人とその階でケアをする職員3人が先に感染確認されていた。同施設関連の感染判明は職員の家族を含め13人目。新たに陽性判明した2人は8月下旬から繰り返しPCR検査を受けていたが、その際は陰性だった。
取手市の女性は2人世帯で、同居する家族が都内の会社に勤務。男性は4人世帯で、都内の別の会社に勤務している。
新型コロナ感染者のうち新たに7人が10日までに回復。県内の退院・退所などは計516人となった。
■県内感染確認者
593人(前日比+4人)
うち死者 14人
退院・退所等 516人
(県発表、10日午後10時現在)