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《第73回秋季関東高校野球茨城県大会》2回戦 境、35年ぶり8強 金森が粘投、強豪連破

境-常磐大高 準々決勝進出が決まり、喜び合う境ナイン=ジェイコム土浦
境-常磐大高 準々決勝進出が決まり、喜び合う境ナイン=ジェイコム土浦


◇第73回秋季関東高校野球茨城県大会2回戦(境2-1常磐大高、22日・ジェイコム土浦)

境は前日の土浦日大に続き、常磐大高も撃破し、35年ぶりの準々決勝進出を決めた。エース金森祐希(2年)は10安打を浴び九回に救援を受けたが、1失点の好投。2日連続の先発に「疲れはあったが、やるしかないと思った。体が壊れてもいいというくらいの覚悟だった」と気持ちのこもった投球を見せ、快挙の立役者となった。

立ち上がりから「浮いたら持っていかれる」と変化球を低めに集めた。制球よく投げ込み、四死球0。堅いバックの守りにも助けられ、八回までは一度も三塁を踏ませなかった。九回2死から本塁打、さらに連打を浴びたところで石垣友大(1年)にマウンドを譲った。その後満塁の窮地となったが、石垣が最後の打者を遊飛に抑えると、ナインは抱き合って喜びを分かち合った。

準々決勝の相手は藤代。金森は「県立校同士の対戦。気を抜かず精いっぱい頑張る」と表情を引き締めた。

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