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茨城町、AI検温カメラ導入へ 全小中に2台ずつ

茨城町内の全小中学校に2台ずつ設置されるAIサーマルカメラ=同町駒場の町立青葉小
茨城町内の全小中学校に2台ずつ設置されるAIサーマルカメラ=同町駒場の町立青葉小


新型コロナウイルスの感染拡大を受け、茨城町は町立全6小中学校にAI(人工知能)サーマルカメラを2台ずつ導入を決め、9月29日から順次設置を始めた。カメラは、AIが同時に20人程度の児童、生徒の体温を測定し、発熱の疑いがある場合にはアラームで知らせる。

同町内ではこれまで、登校する児童生徒が自宅で検温し、申告用紙に体温を記入して、登校時に提出していた。検温を忘れた児童、生徒がいる場合には、教員が非接触型の体温計で、その都度検温していた。

今回は約600万円の費用で、全校の昇降口に2台ずつAIサーマルカメラを導入設置することとした。29日に設置された同町駒場の町立青葉小学校(菊池浩之校長)は児童数が532人と最も多く、検温が大幅に省力化されることになった。全校への設置は2日までに終える予定。



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