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古河市、水道料金免除を延長 コロナ対策、11月分まで

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古河市は、新たな新型コロナウイルス対策事業を発表した。市民や事業所の経済的負担を軽減する水道基本料金の全額免除を、9〜11月検針分まで3カ月間延長。市内の中小企業やバス・タクシー事業者の支援へ、感染防止対策に要した物品の購入費用を補助する。

市は水道基本料金について、既に5〜8月検針分の全額免除を実施。さらに延長することで、コロナの影響が続く市内経済の活性化を図る。従量料金や下水道料金は免除しない。市の減免額は1カ月当たり約4千万円で、5月からの7カ月間は約2.8億円となる。

中小企業への補助は、4月7日〜11月末までにアクリル板設置や非接触型の自動水栓などの費用を、法人事業者に最大10万円、個人事業者に同5万円補助する。マスクや消毒液の消耗品や空気清浄機などは対象外。事業費は約8千万円。

同様の対策を講じたバスやタクシー事業者には、所有する1台当たりでバスが最大5万円、タクシーが同3万円を支援する。消耗品や空気清浄機も対象となる。事業費は約1160万円。

申請期間は中小企業、バス・タクシー事業者ともに11月末まで。いずれも中小企業は、感染者との接触通知システム「いばらきアマビエちゃん」の登録業者が対象となる。



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