新型コロナ 茨城、新たに3人 1人は感染警察署員と接触があった女性容疑者 死者数訂正

茨城県は3日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに3人確認されたと発表した。陽性が判明した結城警察署員3人と接触があった30代の女性容疑者と、つくば市の70代アルバイト男性が中等症で、牛久市の30代会社員女性が軽症。また県は、1日に死亡した90代男性について、コロナ関連死ではなかったと訂正し謝罪した。県内の累計感染者は671人となった。
女性容疑者は9月25日に逮捕、つくば警察署に留置された。後に感染が判明した署員3人が逮捕に関わっていた。肺炎の症状があり、入院に向け手続きを進めている。
アルバイト男性は県内勤務で、県外への移動歴はない。会社員女性は1日に感染が判明したつくば市の30代女性の友人で、9月下旬、一緒に県外を訪れた。
90代男性の死亡は2日公表したが、遺族の問い合わせで県が確認を進めた結果、関連死ではないことが判明。亡くなる前、医師が感染症から回復したと判断していた。県疾病対策課は「病院と保健所の情報共有が不十分だった」とした。
県内の死者は訂正で1人減って17人となり、新型コロナ感染者のうち、この90代男性を含め新たに3人が2日までに感染から回復。県内の退院・退所などは計592人となった。
■県内感染確認者
671人(前日比+3人)
うち死者 17人
退院・退所等 592人
(県発表、3日午後10時現在)