下妻市、子育て応援給付金 コロナ対策、受け付け開始
新型コロナウイルス感染症の対策事業として、下妻市は、独自に「新生児子育て世帯応援給付金」と「子育て世帯特別応援給付金」の2種類を支給する。子育て世帯を経済的に支援するのが目的で、給付金の受け付けを始めた。事業費は国の地方創生臨時交付金を活用する。
「新生児」の支給額は、対象の新生児1人につき10万円。支給対象者は4月28日〜来年3月31日までに生まれた子どもの保護者で、同市で新生児の最初の住民登録をした人などが要件。申請期限は同年4月15日まで。予算は2814万円。
「特別応援」は、支給額が対象児童1人につき1万円。支給対象者は、同市に住民登録(10月1日時点)があり、本年度中に満17歳・18歳になる児童の保護者か、児童手当の特例給付の受給者(国の子育て世帯臨時特別給付金の対象外の人)。予算は1081万円。
それぞれ申請書類が必要となる。市子育て支援課は「経済的負担の軽減、子どもの健やかな育成支援の一部として活用してもらえれば」と話している。問い合わせは同課(電)0296(45)8120。