新型コロナ 茨城で4人感染 女性自衛隊員は集団感染の朝霞関連
茨城県は6日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに4人確認されたと発表した。古河市の20代女性は、陸上自衛隊古河駐屯地に所属する隊員で、同日までに計31人の隊員が感染した同朝霞駐屯地(東京都練馬区など)の教育課程に参加していた。県内の累計感染者は681人となった。
県によると、女性隊員は9月28日まで教育課程に参加しており、隣室に感染者が出たことから検査して感染が分かった。症状はなく、同29日に古河駐屯地に戻って以降は隔離されているという。
陸自によると、女性隊員は教育課程期間中、集団感染につながったとみられるバーベキューに出ていた。
つくば市の70代無職男性は、3日に感染が分かった60代パート女性の夫。取手市の70代無職男性と60代嘱託職員女性は夫婦で、男性は中等症。
ほかに、新型コロナ感染者のうち、新たに1人が6日までに退院。県内の退院・退所などは600人となった。
■県内感染確認者
681人(前日比+4人)
うち死者 17人
退院・退所等 600人
(県発表、6日午後10時現在)