《新型コロナ》茨城県内、新たに5人感染 入院中の80代男性死亡

茨城県は14日、新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた80代男性が13日に死亡したと発表した。県内死者は18人目。14日は新たに5人の感染が確認され、このうち稲敷市の10代女子生徒は、11日に感染が発表された同市の50代男性と40代女性の夫婦の子。県内の累計感染者は715人となった。
女子生徒の感染判明を受け、県は接触の可能性がある同級生や教員約30人を対象に検査を進める。
取手市と古河市の20代アルバイト女性はともに県外の飲食店に勤務。取手市の女性は別の病気で入院した病院での2度目の検査で陽性と判明。古河市の女性は県外で3日に感染確認された同僚と接触があった。
つくば市の20代男子学生は都内で9日に感染確認された友人と接触があった。五霞町の50代パート女性は9月下旬と10月上旬に埼玉県を訪れていた。
新型コロナ感染者のうち新たに10人が13日までに回復。県内の退院・退所などは計641人となった。
■県内感染確認者
715人(前日比+5人)
うち死者 18人
退院・退所等 641人
(県発表、14日午後10時現在)