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車に乗ってお化け屋敷 密回避、車外にゾンビ 水戸で23日から

「ドライブインお化け屋敷」を行う駐車場=水戸市宮町
「ドライブインお化け屋敷」を行う駐車場=水戸市宮町


車に乗ってスリルを楽しめるイベント「ドライブインお化け屋敷」が23日から25日までの3日間、水戸市宮町のホテルテラスザガーデン水戸で開かれる。都内を中心に公演され、新型コロナウイルス感染対策で「3密」を避けてホラー体験ができる人気のイベントといい、同ホテルの海野勝人総支配人は「お祭りやイベントの中止が続く中、地域の皆さんに楽しんでほしい」と話す。

会場は、同ホテル立体駐車場の一角。ホテルが用意し駐車された車に乗ると、車内で物語が音声で流れ、車外では車体に接触しながらゾンビが向かってくる体験型アトラクションだ。

「3密」になりやすい通常のお化け屋敷と違い、観客は車内におり、スタッフとも接触することなく鑑賞できる。車内は一組の終演ごとに消毒する。1公演15〜20分で車は計3台。1時間に2回のペースで上演する。

「ドライブインお化け屋敷」は、各地でお化け屋敷を手掛け、役者も抱える制作会社「怖がらせ隊」(東京)が、お化け屋敷のある施設などの自粛を受けて考案した。ホテルでの開催は初めてで、今回はゾンビをテーマにした新作という。

料金は、1台当たり1〜6人の一組6千円(税込み)。公演時間は23日が午後5時以降、24と25日の両日が午前11時以降。午後10時以降は要相談。予約制。同ホテルのホームページにある申し込みフォームか、(電)029(300)2500で予約する。

イベントは、同ホテルが23〜25日に行うハロウィーンイベントの一環。ホテル内の中庭では子どもから大人まで楽しめるディナーを提供する。海野総支配人は「3密を避け、宴会需要減で稼働率の低い駐車スペースを生かせる企画ができた」と話した。



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