次の記事:常磐道で速度違反、身代わり出頭させる レーサーら逮捕

守谷市長選立候補者の横顔

松丸修久氏
松丸修久氏
小野勉氏
小野勉氏


任期満了に伴う守谷市長選は1日告示され、現職の松丸修久氏(66)と新人の小野勉氏(58)=ともに無所属=が立候補した。投開票は8日。2人の横顔を紹介する(届け出順)。

■松丸修久(まつまるのぶひさ)氏(66) 市長 無現 「寄り添う政治」信念

「2期目への挑戦であいさつ回りをしていると、『ありがとう』との言葉を掛けてもらえることが多かった。特に駅周辺の若い世代の人たちからあり、市に対する期待を感じた」と、これまでの仕事に対しての手応えを語る。

衆院議員の秘書から当時の守谷町で町議会議員に立候補し政治の世界へ。町議を含め16年議員を務めた。その間、市議会議長も歴任。前市長の勇退を受け市長選に出馬し、新人4人の争いを制し市長に就任した。

議員時代から「一人一人の住民に寄り添う政治」を信念とし、1期目では、子育て・教育、シニア支援、住民主導のまちづくりの三つを政策の大きな柱に据え、市政を進めてきた。1期目の公約に対し「8、9割はできたかな」と、合格点を付ける。

政治が生活の中心で、ストレス解消も「焼酎のお湯割りを飲みながら政治談議をすること」と笑う。

読書が好きで特に歴史小説を読むという。信条とするのは「朝聞道夕死可矣(朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり)」。2人の子どもは独立し、妻と2人暮らし。野木崎。

■小野勉(おのつとむ)氏(58) 家庭教師 無新 減税実現へ出馬決意

「自分の政策を実行するため。減税をしたい。固定資産税、都市計画税など、市で扱う税」と出馬の動機を説明する。

立候補を決めたのは告示日の前日。新聞に守谷市長選が無投票になる可能性があるという記事を読み、急きょ決めた。

県内ではこれまで、2002年の県議選土浦市区に立候補してから、03、07、11年の土浦市議選に続けて立候補している。最初の選挙戦への出馬は、東京都内にいた時で「中野区議選に出た」という。

守谷市長選への立候補について、新聞記事を見るまで「守谷はまったくなかった」とする。その上で「無投票を阻止するためではない」と話す。

「誰も出ないなら、自分がと思った。(選挙で何を訴えるかは)減税です。(私が市長になったら)市長の退職金、ボーナスを廃止したい」

現在は家庭教師で、学習塾の講師をしていたこともある。過去には、郵便物などの輸送を受け持つ日本郵便逓送の社員だった。劇団の俳優として活動していたこともあるという。土浦市小岩田東。

最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース