上曽トンネル、桜川工区 工事安全祈る 年度内着工へ

上曽トンネル(仮称)桜川工区の工事安全祈願祭でくわ入れの儀式を行う大塚秀喜桜川市長=同市真壁町山尾
上曽トンネル(仮称)桜川工区の工事安全祈願祭でくわ入れの儀式を行う大塚秀喜桜川市長=同市真壁町山尾
上曽トンネル(仮称)桜川工区の本体工事が開始されるのに先立ち16日、桜川市真壁町山尾の同トンネンル掘削坑口付近で工事安全祈願祭が開かれた。工事関係者や大塚秀喜桜川市長、地元区長ら50人が参加し、工事の安全を祈った。

桜川市真壁町山尾地区と石岡市上曽地区を結ぶ上曽トンネルは、全長3538メートル(桜川工区1599メートル、石岡工区1939メートル)。取り付け道路を含めると5580メートル(桜川工区2630メートル、石岡工区2950メートル)。本年度中に着工し、2025年度の完成を目指す。完成すれば県内一長いトンネルとなる。

桜川市と石岡市を結ぶ県道石岡筑西線の上曽峠は、幅員狭小、冬期は凍結や降雪で交通止めとなるなど交通の難所となっている。トンネル整備により、県南-県西間の往来の安全が確保されるなど、地域の利便性向上が期待されている。桜川工区の工事施工者は大成・岡部・白田JV。

大塚市長はあいさつで「約20年前に起工式が行われ、そこからストップしていた。多くの方の協力で、本体工事に向け、安全祈願祭を無事執り行うことができ、感謝したい」と話した。

01年に起工式を行った上曽トンネルは当初、県が事業を進めてきたが、取り付け道路の用地買収の遅れや財政難などから工事が中断。その後、市道として整備することで桜川・石岡両市が合意し、18年に事業を再開。国の補助金や合併特例債を財源に整備を進めている。総事業費は123億7千万円を見込む。

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