お歳暮商戦が本格化 水戸の京成百貨店、鍋物や少量菓子拡充
水戸市泉町の京成百貨店で17日、「お歳暮ギフトセンター」が開設され、お歳暮商戦が本格的にスタートした。新型コロナウイルス感染拡大によるライフスタイルの変化に合わせ、個食用や長期保存できる商品をそろえたのが特徴だ。
大人数で集まる機会が減ったことから、1人分ずつ包装した鍋物や少量で食べ切れるサイズの菓子などを拡充。遠出を控える動きもある中、旅行先としても人気の北海道など全国各地の特産品も用意した。
センターは同百貨店つくばショップで既に開設しているほか、20日には日立ショップ「KEiSEI&sole」でもオープンする。会期はいずれも12月22日まで。
コロナ禍で迎えた今夏の中元商戦の売り上げは前年から1割ほど減少。水戸京成百貨店の大和田明男お歳暮ギフトセンター長は、お歳暮商戦についても同様の見通しを示しつつ「なかなかお会いできない方にお気持ちを届けるお手伝いができれば」と話した。