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現元一騎打ちの公算 古河市長選、22日告示

針谷力氏
針谷力氏
菅谷憲一郎氏
菅谷憲一郎氏


任期満了に伴う古河市長選は22日、告示される。ともに無所属で、2期目を目指す現職の針谷力氏(59)=自民、公明推薦=と、元市長の菅谷憲一郎氏(68)が立候補を表明。一騎打ちとなる公算が大きく、防災や子育て支援、まちづくりの手法などが争点となりそうだ。

針谷氏は待機児童問題の解消に向け、2期目に「確実にゼロにできる」と強調。市職員の意識改革や新駅「南古河駅」(仮称)など合併時の新市建設計画の実現へ、土台を築いたとする。包括的な水害対策や切れ目のない子育て支援、国や県と連携した新たな工業団地造成や雇用拡大を公約に掲げる。

菅谷氏は「新型コロナ対策や地域経済の活性化につながる生活支援が必要」として、消防団員の家族手当をはじめとした補助金を「全て復活させる」と主張。南古河駅や総合的文化施設の整備を盛り込んだ新市建設計画を見直し、ふるさと納税などによる財源確保強化や利根川の堤防強化を訴える。

投票は29日午前7時から午後6時まで、市内57カ所で行われ、同7時半から同市下大野の中央運動公園総合体育館で即日開票される。有権者は11万8638人(9月1日現在)。

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