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新型コロナ 茨城、32人感染 つくば高齢者施設6人 44人回復

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茨城県は23日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに32人確認されたと発表した。うち6人はつくば市内の高齢者施設に入居する80〜90代女性で、同施設内の感染者は8人となった。県は「クラスター(感染者集団)の可能性」を指摘し、入居者と職員全員の検査を進める。県内の累計感染者は1284人となった。

県によると、同施設の6人は19、20日に感染が分かった80代女性2人と同じ施設の入居者。全入居者と職員計100人の検体を22日までに採取し検査を進めており、県版「クラスター対策班」の派遣も検討する。

土浦市桜町1、2丁目の集中検査では、飲食店従業員と利用客の3人の感染が新たに分かり、桜町関連の感染者は計65人に拡大。また、クラスターが発生した同市の事業所でも、別フロアに勤務する笠間市の40代女性の感染が判明。今後、女性と同じフロアでも検査を予定している。

境町の50代と40代の会社員男性2人は県内の同じ職場に勤務。これまでに同僚2人の感染が判明し、職場の感染者は4人となった。別会社でこの4人と同じ休憩室を利用する同町の50代男性の感染も分かった。

市町村別の新たな感染者は、つくば市10人▽土浦市6人▽境町4人▽古河市3人▽牛久市、守谷市各2人▽笠間市、龍ケ崎市、取手市、大子町、阿見町各1人。

新型コロナ感染者のうち44人が22日までに回復。県内の退院・退所などは計929人となった。

■県内感染確認者
1284人(前日比+32人)
うち死者 19人
退院・退所等 929人
(県発表、23日午後10時現在)

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