投票所の感染対策紹介 紙人形登場のユニークな動画公開 古河市選管
任期満了に伴い29日に投開票される古河市長選で、市選挙管理委員会(大里八郎委員長)が、投票所における新型コロナウイルス感染対策を紹介するユニークな動画を作成し、市ホームページに掲載している。
5分間の動画では、市選管職員が自作したペーパークラフトで、投票所や市の選挙啓発キャラクター「はなももめいすいくん」を表現。係員の手袋着用、鉛筆や記載台の定期的な消毒、間隔を空ける停止線の表示など、感染対策や有権者への注意点を分かりやすく示している。
2016年に実施された前回の市長選の投票率は、過去最低の47.42%。さらにコロナ禍で、全国の各地の選挙で投票率の低下が相次いでいる。出前講座をはじめとした啓発活動も制限される中、巣ごもり気味の有権者に投票を促して、投票率アップを狙った。
市選管の担当者は「できる限りの感染対策を取る。期日前投票も活用し、一人でも多く投票してほしい」と呼び掛けた。