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「おがわ富士」眺望満喫 常陸大宮三山ツアーに100人

小舟富士の山頂で記念撮影をするハイキングツアー参加者=常陸大宮市小舟
小舟富士の山頂で記念撮影をするハイキングツアー参加者=常陸大宮市小舟


100年以上にわたり地域に愛されてきた常陸大宮市緒川地域の三山「おがわ富士」に登るハイキングツアーが22日に行われ、約100人が晩秋の山の眺望を楽しんだ。

おがわ富士は小舟富士、小瀬富士、砂羅向(ざらむき)山を総称した呼び名。晩秋から厳冬の晴れて空気の澄んだ日は、小舟富士の山頂から富士山が見えることもある。地域住民でつくる「おがわ富士を守る会」(掛札行雄会長)と市が約5年前から山道に手を入れ、総延長約5.5キロのコースを整備した。この日、参加者は3コースに分かれ登山。山頂では記念撮影をするなどして雄大な景観を目に焼き付けた。

約4時間の長距離コースに参加した同市の滑川恵美子さん(66)、広木なほ子さん(63)は「アップダウンは多かったけど、階段や山道が適度に整備されていて、リズムよく歩けた」と満喫。掛札会長は「このツアーをきっかけに、おがわ富士に親しむ人が増えてほしい」と話した。



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