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新型コロナ 茨城、50人感染 34人回復

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)


茨城県は26日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに50人確認されたと発表した。1日の新規感染者が50人以上となるのは、5日ぶり3度目。境町では複数の事業所にまたがって感染が拡大し、新たに20〜50代の会社員男性3人の陽性が判明した。県外での感染確認を含め、関連する感染者は計14人となり、県疾病対策課は「クラスター(感染者集団)の可能性が高い」としている。累計感染者は1397人となった。

県によると、土浦市の40代会社員男性のうち1人はこれまでに感染判明した50〜60代の男女5人を含め会食していた。同課はこの会食についても、クラスターの可能性が高いとした。

つくばみらい市の50代会社員男性は、いずれも21日に陽性判明した同市50代男性の会社員や会社役員計3人と会食していた。

児童生徒の感染も相次ぎ、県南・県西地域の計9人の陽性が判明。いずれも家族などの濃厚接触者。

つくばみらい市は26日、市立小学校1校の児童2人が感染し、29日まで臨時休校すると発表。古河市も市立中学校の男子生徒1人が感染し、27日まで臨時休校すると発表した。

土浦市が25日公表した市消防本部職員の40代男性の感染も確認された。

市町村別の新たな感染者は土浦市10人▽つくば市9人▽つくばみらい市6人▽古河市5人▽牛久市、かすみがうら市各3人-など。

新型コロナ感染者のうち34人が25日までに回復。県内の退院・退所などは計1005人となった。

■県内感染確認者
1397人(前日比+50人)
うち死者 19人
退院・退所等 1005人
(県発表、26日午後10時現在)



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