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競技かるたに挑戦 鉾田一高付属中生 高校生が手ほどき

競技かるたを楽しむ中学生ら=鉾田市鉾田
競技かるたを楽しむ中学生ら=鉾田市鉾田


生徒に古文に親しんでもらおうと、鉾田市鉾田の茨城県立鉾田一高付属中(飯山美都子校長)で11月27日、競技かるたの体験会が開かれた。1年生約40人が、同高競技かるた部から手ほどきを受け、競技を楽しんだ。

競技かるたは、優れた和歌を集めた小倉百人一首の上の句を聞き、下の句が書かれた札を取り合う。

体験は5人一組でチームをつくり、団体戦形式で実施。1回戦では、恐る恐る札に手を伸ばす生徒がほとんどだったが、高校生に手を置く場所や、札の句の覚え方などを丁寧に指導されると、徐々に札を払う早さが増した。決勝は、激しく札を取り合う熱戦となった。

チームの優勝に貢献した羽生りささん(13)は「初めてだったが、高校生が教えてくれて楽しくできた。かるたには昔の人の思いが書かれているので、意味を学んでいきたい」と笑顔で話した。指導した同高2年の志藤壮部長(17)は「体験で競技かるたを知ってもらい、好きになったら部にも入ってもらいたい」と話した。



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