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コロナ差別考える 守谷 3小中校合同で交流会

人権講演会で医師の西村一さんに質問する生徒=守谷市立守谷中
人権講演会で医師の西村一さんに質問する生徒=守谷市立守谷中


新型コロナウイルスに関連した差別やいじめ問題などについて考えようと、守谷市の守谷中学校区(守谷中、大野小、黒内小)の3校は合同で4日、人権講演会と意見交流会を開いた。中学生と6年生の計約500人が講演と話し合いを通して、相手を思いやる心の大切さを学んだ。

講演は、総合守谷第一病院の医師、西村一さん(45)を守谷中に招き行われた。新型コロナ感染防止のため、講演会場は生徒約30人に限定し、そのほかの各クラス、両小学校とはオンラインで結んで行われた。

西村さんは、新型コロナに関連して実際にあった差別などを基に、分かりやすい話に直して説明。看護師の母親と子どもを預けている保育園との事例などを挙げ、「どちらが正しいということはない。人間関係はあいまいなことばかりなので、お互いがお互いのことを思いやることが大事なのでは」と呼び掛けた。

会場で講演を聴いた小野泰知(たいち)さん(13)は「コロナ差別だけじゃなく、いじめのことが深く聞けてよかった。参考になりました」と話していた。

講演会後は、同中1年生と両小学校の6年生がオンラインで交流。講演会の感想を話し合ったり、3校で進めているコロナ差別をなくすためのスローガン作成のためのキーワードを出すなどした。



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