《新型コロナ》入院中の60代男性死亡 茨城県内感染18人、全員軽症か無症状

茨城県は15日、新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた60代男性が14日に死亡したと発表した。県内の死者は32人となった。県によると、15日は県内で新たに18人の感染を確認。全員が軽症か無症状で、うち半数の9人はこれまでに感染が分かった人の同居家族。県内の累計感染者は2030人となった。
県によると、つくば市の未就学男児は、クラスター(感染者集団)が発生した土浦日大高(土浦市)男子バスケットボール部で感染判明した男性コーチの家族。常総市の80代男女と10代女子学生の3人は、13日に感染発表された50代男性の家族。
牛久市の10代男子生徒の感染も分かり、生徒が通う学校では同級生ら約80人を検査する。
市町村別の新たな感染者は、つくば市5人▽常総市4人▽牛久市3人-など。
新型コロナ感染者のうち18人が14日までに回復。県内の退院・退所などは計1672人となった。
■県内感染確認者
2030人(前日比+18人)
うち死者 32人
退院・退所等 1672人
(県発表、15日午後10時現在)