新型コロナ 茨城県内23人感染 土浦日大高で新たに5人/中等症3人 25人回復

茨城県と水戸市は16日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計23人確認されたと発表した。クラスター(感染者集団)が発生した土浦日大高(土浦市)では、生徒の男女5人の感染が新たに分かった。ほかに50〜60代の男女3人は肺炎症状などで中等症。県内の累計感染者は2053人となった。
県によると、同高の新規感染者5人のうち1人は、これまでに部員とコーチ計15人の感染が確認されているバスケットボール部に所属し、3人はバレーボール部の所属。同高関連の感染者は計20人に増えた。
取手市の50代会社員男女と20代男性の家族3人の感染も分かり、50代の2人はそれぞれの職場で陽性者が確認されていた。
また水戸市は16日、同市の60代無職男性の感染を発表した。
市町村別の新たな感染者は、つくば市、取手市各4人▽古河市2人-など。
ほかに新型コロナ感染者のうち25人が15日までに回復。県内の退院・退所などは計1697人となった。
■県内感染確認者
2053人(前日比+23人)
うち死者 32人
退院・退所等 1697人
(県発表、16日午後10時現在)