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貨客混載の実証実験 水郡線客室に大子名産品 JR水戸

水戸駅で列車から荷物を下ろすJR関係者=水戸市宮町
水戸駅で列車から荷物を下ろすJR関係者=水戸市宮町


JR東日本水戸支社は18日、水郡線で乗客とともに荷物を運ぶ貨客混載の実証実験を行い、乗客への影響や揺れによる荷崩れの有無などを確かめた。

袋田駅で「奥久慈りんご」や「奥久慈しゃも」の卵など段ボール24箱分を普通列車の客室に搬入。列車は午前11時26分に出発し、常磐線の影響で予定よりやや遅れたものの午後0時47分に水戸駅に到着した。商品は同駅改札前で実施した物産イベント「水郡線奥久慈マルシェ」で販売された。

玉屋旅館(大子町大子)の駅弁「奥久慈しゃも弁当」は販売開始から30分ほどで完売。女将(おかみ)の大熊充子さんは「これからもこういう機会に大子の商品をPRできればいい」と話した。輸送状況を確認した同支社の鈴木弘幸水郡線営業所長は「地域を盛り上げるため、時期によって何ができるかを模索していきたい」とした。実証実験は19日も行う。



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