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小学生オセロ、再び中止 水戸市、急激なコロナ拡大で

水戸市役所=同市中央1丁目
水戸市役所=同市中央1丁目


水戸市は12日、市内で17日に開く予定だった「第17回市長杯小学生オセロ選手権」を中止にすると発表した。新型コロナウイルスの急激な感染拡大や県の外出自粛要請が理由。大会は新型コロナの影響で8月に一度中止になった経緯があり、年度内での中止決定は2度目。

市文化交流課によると、大会は本来、毎年8月に県内外の小学生約120人を集めて開かれている。市と市文化振興協議会主催。今年は新型コロナの感染拡大で8月29日に予定していたが、4月の段階で中止を決めた。その後、より多くの子どもたちに参加してもらえるよう毎年1月に開く親子大会を取りやめ、小学生大会に切り替えた。男子プロバスケットのBリーグオールスター戦の記念大会に位置づけていた。

大会は感染対策として参加人数を例年の半分の60人に減らし、参加資格を市内在住に限定。検温やマスク着用、手指消毒など基本的な対策の上、対戦の場でも対局盤の上にアクリル板を設けたり、手袋を着けてもらったりして行うはずだった。

同課の担当者は「感染対策を施して開催するはずだったが、市内でも感染者が増えており、参加者の命と健康を守るため中止にした」と話した。



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