笠間市の笠間稲荷神社は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2月2日に予定した「節分追儺(ついな)式」の中止を明らかにした。一方、一升ますや袋入りの福豆の頒布は、授与所で来月2日まで行う。

節分追儺式では毎年、年男年女約200人が特設舞台から豆をまくほか、茨城県ゆかりの大相撲関係者や芸能人らも参加している。

同神社は「参拝者の安全と健康を考慮し、中止を決めた。神社大神様の御加護の下、事態の早期収束を願っている」とのコメントを出した。