新型コロナワクチン接種 常陸太田市 専任の推進室、職員10人配置
常陸太田市は27日、新型コロナウイルスのワクチン接種を円滑に行うため、同日付で接種推進本部(本部長・宮田達夫副市長)を立ち上げ、専任の推進室を設置すると発表した。職員10人を期限付きで配置し、業務を開始した。市によると、県内の市町村でワクチン接種に関する推進本部や専任の推進室を設けるのは初めてという。
推進室は本庁舎3階の庁議室に設置。主な業務は▽問い合わせへの対応▽予算編成▽事業周知▽接種券などの作成▽接種会場と医療機関との調整▽ワクチン接種-など。接種開始時期の正式決定後、速やかに事業に着手できるよう準備を進める。
早期に推進本部を立ち上げたことについて、大久保太一市長は「市民生活などが疲弊している。ワクチン接種は早く収束させるための切り札的なもの。徹底して取り組んでいきたい」と話した。