バスケットボール男子のBリーグ2部(B2)茨城ロボッツは7日、神栖市のかみす防災アリーナで開催予定だった仙台戦の中止を受け、前日に続き公開練習を実施した。ファンらが訪れ、白熱した実戦形式の練習を楽しんだ。

仙台のチーム関係者の新型コロナウイルス感染に伴い、6日に急きょ両日の中止が決まった。公開練習の実施経緯について、ロボッツの山谷拓志社長は「神栖市での開催は年に1度。試合を楽しみにしていただいた方々に少しでも楽しんでもらおうとの思いがあった」と説明した。

7日の公開練習は、本番さながらの試合形式で行われ、公式戦同様にチアリーダーによるダンスパフォーマンスなども行われた。鮮やかなシュートが次々に決まると、観客席から大きな拍手が送られた。

ロボッツの試合を初めて観戦する予定だったという鹿嶋市の小学1年、工藤耀汰君(7)は「中止になったけれど、かっこいいシュートが見られて楽しかった」と目を輝かせた。ロボッツの平尾充庸(あつのぶ)主将は「楽しさとともに、普段とは違った緊張感の中で練習ができた」と話した。

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