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古河桃まつり中止 2年連続、コロナ影響で

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古河市観光協会(渡辺勉会長)と古河桃まつり実行委員会(太刀岡健一委員長)は10日、第45回古河桃まつり(3月20日〜4月5日)の開催を中止すると発表した。中止は2年連続。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を考慮した。

同協会は8日に役員会を開催。県独自の緊急事態宣言が延長されたことなどを踏まえ、来場者やスタッフ、出店者の感染防止を最優先して判断した。

同公園は開催が予定されていた期間も入場できるが、開園式をはじめとした全イベントやシャトルバス運行は行わない。駐車場料金も徴収しない方針。

県内外で市の観光PR活動を行う新たな「古河桃むすめ」の発表は行われる方針。当初は1月に予定されていたが、緊急事態宣言を受けて延期された。

渡辺会長は「中止は非常に残念。開催したい思いはスタッフで一致しているが、現状の改善が担保されない限り開催できないと判断した。来年に向けて準備に努めたい」と述べた。

古河桃まつりは、約1500本のハナモモの花が咲く同市鴻巣の古河総合公園(古河公方公園)を会場に開催。2019年は約17万人が来場した。

期間中は多くの出店やイベントが催されており、同市の観光や商業への影響が懸念される。

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