コロナワクチン集団接種 医師や職員が訓練 小美玉市

小美玉市は18日、同市高崎の市生涯学習センターコスモスで、新型コロナウイルスワクチンの集団接種を想定した訓練を行った。医師や看護師、市職員らが実際の接種時の手順などを確認した。
訓練には医師2人、看護師1人、市職員24人、高齢者ボランティア25人が参加。密集を発生させないよう並び、検温や予診票の記入、事前相談、医師の予診を経て、接種から観察待機に至るまでの全体的な流れをたどった。
自らも接種対象者役として加わった島田穣一市長は「接種への市民の心配を早く取り除きたいと、急いで(訓練を)行った」と話した。市は今後、参加した市民にアンケートを実施し、浮かび上がった課題を解決して本番に備える考え。
接種訓練は12日に、笠間市が県内で初めて行っている。