筑波山梅まつり開幕 春色、鮮やか
筑波山早春の風物詩「第48回筑波山梅まつり」が26日、つくば市沼田の筑波山梅林を会場に始まった。今年は新型コロナウイルス感染拡大による県独自の緊急事態宣言が出ていたため、開幕を約2週間延期した。紅梅が見頃を迎え、鮮やかな赤やピンクの花を楽しもうと、大勢の観光客が訪れていた。期間は3月21日まで。
山の中腹に広がる梅林には、白梅と紅梅が約千本植えられている。白梅は現在七分咲きで、見頃は3月頭になる見込み。
来客は梅林内を散策して花を写真に収めたり、香りを楽しんだりしていた。会場内の展望スペース「展望四阿(あずまや)」からは、梅林だけでなく麓に広がる関東平野も一望できる。
夫婦で訪れたかすみがうら市の小貫敬一さん(68)は「県の緊急事態が解除されたので来た。ピンクの梅と白い梅の両方が見られるのが良い」と話した。
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