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コロナワクチン接種 常陽銀、5施設の提供打診

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常陽銀行(水戸市、笹島律夫頭取)は4日、新型コロナウイルスワクチンの接種会場として、保有するグラウンドや空き店舗などの施設を茨城県内自治体の要請に応じて無償で提供すると発表した。既に県を通じて5施設の提供を市町村に打診しており、要望に応じて追加施設を提案することも視野に入れる。自治体の会場確保を支援し、ワクチン接種の円滑な実施につなげる。

同行によると2月中旬、県に保有施設の無償提供を提案した。その際、合宿施設や多目的グラウンドなどを備える平須グラウンド(水戸市平須町)、店舗統合に伴う空き店舗や研修施設など5施設を候補に挙げた。提供期間は「ワクチン接種終了まで」とした。

県は市町村に無償提供を打診しており、同行には自治体からの問い合わせが寄せられている。既に現地を案内したケースがあるという。

同行担当者は「ワクチン接種会場の確保の一助となればいい。(自治体の)要望に応じて臨機応変にやっていく」と述べた。

ワクチン接種を巡っては、全国で会場の確保が課題となっている。流通大手イオンは約20の自治体にショッピングセンターの施設を提供すると発表。土浦市はワクチンの集団接種を「イオンモール土浦」で実施する予定だ。



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