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坂東市長選、21日告示 現新一騎打ち公算

木村敏文氏、古宮良一氏(左から)
木村敏文氏、古宮良一氏(左から)


任期満了に伴う茨城県坂東市長選は21日、告示される。ともに無所属で、再選を目指す現職の木村敏文氏(65)=自民、公明推薦=と、新人で農業の古宮良一氏(82)が立候補を表明。市内各団体の推薦を受ける木村氏と、組織を持たずに独自の戦いを進める古宮氏の一騎打ちとなる公算が大きい。

木村氏は「教育予算の拡充や安全安心の確立、無駄を一掃した行財政改革など1期目の公約達成率は9割に届いた」と強調。新たな工業団地の造成や首都圏中央連絡自動車道(圏央道)坂東パーキングエリア(仮称)関連事業の展開、観光・交流人口の拡大によるにぎわい創出と安定財源の確保を2期目の公約に掲げる。

古宮氏は出陣式を行わず、選挙期間中も選挙運動はしない考え。公約として旧猿島庁舎「さしま窓口センター」の機能充実、水田対策、空き家の解消-などを挙げている。

投票は28日午前7時から午後6時まで。市内36カ所で行われ、午後7時から同市岩井の市総合体育館で即日開票される。有権者は4万3470人(1日現在)。



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