坂東市長選立候補者の横顔(届け出順)
任期満了に伴う茨城県坂東市長選は21日告示され、いずれも無所属で現職の木村敏文氏(65)=自民、公明推薦=と新人で農業の古宮良一氏(82)が立候補した。投開票は28日。2人の横顔を紹介する。
■木村敏文(きむらとしぶみ)氏(65) 市長 無現 新型コロナ対策推進
「2期目へ向けて、まずは新型コロナ対策を着実に進めていく。スピードよりもコントロールが重要で、さまざまな角度からシミュレーションし、着実に対策を打っていく」
感染症の長期化を見通し、計画性を重視。感染症対策と市内経済活性化の両立を図るため、マスクなどの衛生用品を市民に配布するとともにダブルプレミアム商品券の発行など独自策を展開した。
大学卒業後、猿島町職員となり、その後、友人と建設会社を起業。長女が小学生の時にPTA役員を務め、教育の充実に関心を持ったことが政界入りのきっかけという。「子どもたちに坂東市で教育を受けて良かった、また戻って来たいといわれるようなふるさとをつくりたい」と心に誓い、子どもや高齢者、障害者に優しい政策、仕事と暮らしの充実に心血を注ぐ。
1期目は「無我夢中」だったが、公約達成率は9割と自信を見せる。「2期目は新たな工業団地の造成や地場産品のPR発信基地にもなり得る地域利便施設の開設にも力を入れたい」
両親と妻の4人暮らし。ゴルフ観戦が趣味。沓掛。
■古宮良一(こみやりょういち)氏(82) 農業 無新 「さしま窓口」を拡充
「投票なしでは民意が反映されない。無投票を阻止したい。99・9%落選するが、繰り上げ当選の可能性もある」。21日の告示日は第一声や出陣式は行わず、選挙期間中は街頭演説を予定している。負け戦を覚悟しての立候補だが「仮に市長になった場合は坂東市政を変えたい」と口にする。
まず、市役所本庁舎の農業政策課などに勤務する各課職員を1人ずつ旧猿島庁舎の「さしま窓口センター」に常駐させ、旧猿島庁舎で全ての手続きができるようにする。「高齢者は、猿島庁舎で用事が済まないことに不満を持っている」
また、農業の経験を基に「コメ作りでは、もうけが出ない。水田でコメを作るのではなく、シジミやアメリカザリガニなどの養殖を農家に勧めたい。今の市役所は何もしていない」と批判する。空き家対策にも関心を持つ。
その一方で「コロナ対策は市長じゃできない」と語り、国や県にかじ取りを委ねる考え。趣味は野菜作り。カボチャやトウモロコシを収穫している。息抜きは、ビールに焼酎、そしてウイスキーを飲むこと。1人暮らし。生子新田。
■木村敏文(きむらとしぶみ)氏(65) 市長 無現 新型コロナ対策推進
「2期目へ向けて、まずは新型コロナ対策を着実に進めていく。スピードよりもコントロールが重要で、さまざまな角度からシミュレーションし、着実に対策を打っていく」
感染症の長期化を見通し、計画性を重視。感染症対策と市内経済活性化の両立を図るため、マスクなどの衛生用品を市民に配布するとともにダブルプレミアム商品券の発行など独自策を展開した。
大学卒業後、猿島町職員となり、その後、友人と建設会社を起業。長女が小学生の時にPTA役員を務め、教育の充実に関心を持ったことが政界入りのきっかけという。「子どもたちに坂東市で教育を受けて良かった、また戻って来たいといわれるようなふるさとをつくりたい」と心に誓い、子どもや高齢者、障害者に優しい政策、仕事と暮らしの充実に心血を注ぐ。
1期目は「無我夢中」だったが、公約達成率は9割と自信を見せる。「2期目は新たな工業団地の造成や地場産品のPR発信基地にもなり得る地域利便施設の開設にも力を入れたい」
両親と妻の4人暮らし。ゴルフ観戦が趣味。沓掛。
■古宮良一(こみやりょういち)氏(82) 農業 無新 「さしま窓口」を拡充
「投票なしでは民意が反映されない。無投票を阻止したい。99・9%落選するが、繰り上げ当選の可能性もある」。21日の告示日は第一声や出陣式は行わず、選挙期間中は街頭演説を予定している。負け戦を覚悟しての立候補だが「仮に市長になった場合は坂東市政を変えたい」と口にする。
まず、市役所本庁舎の農業政策課などに勤務する各課職員を1人ずつ旧猿島庁舎の「さしま窓口センター」に常駐させ、旧猿島庁舎で全ての手続きができるようにする。「高齢者は、猿島庁舎で用事が済まないことに不満を持っている」
また、農業の経験を基に「コメ作りでは、もうけが出ない。水田でコメを作るのではなく、シジミやアメリカザリガニなどの養殖を農家に勧めたい。今の市役所は何もしていない」と批判する。空き家対策にも関心を持つ。
その一方で「コロナ対策は市長じゃできない」と語り、国や県にかじ取りを委ねる考え。趣味は野菜作り。カボチャやトウモロコシを収穫している。息抜きは、ビールに焼酎、そしてウイスキーを飲むこと。1人暮らし。生子新田。