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《解説》坂東市長選、木村氏再選 事実上の信任投票

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現職と新人の一騎打ちとなった坂東市長選は、現職の木村敏文氏が圧勝し、市民は木村氏に引き続き4年間の市政を託すこととなった。今回の選挙は、当初、木村氏以外に立候補の動きはなく、無投票再選の予想が濃かったが、古宮良一氏が「無投票阻止」を掲げ、3月12日に出馬表明。しかし、古宮氏は選挙戦で目立った活動をせず、事実上の信任投票となった。

4年前、当時の現職に9492票差で勝利した木村氏。1期目は「みんなでつくる新しい坂東市」をキャッチフレーズに、教育予算の拡充▽人を育て地域を育てる▽安全・安心の確立▽活力を創造する▽行財政改革-の5本柱で強いリーダーシップを発揮してきた。

行財政改革では、2005年の坂東市誕生以来、初めて市の借金である起債残高を約8億円減らすなど歳出見直しに精力的に取り組んでいる。それでも市の借金は300億円を超え、コロナ対策も重なったことで、華やかな新規事業が打ち出しにくく、21年度は小中学校の改築など「やらなくてはならないことを確実にやる」堅実予算で乗り切る構えだ。

新型コロナ対策で市民の生命を守ることが最優先だが、商店街の活性化や事業者支援、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)坂東パーキングエリア関連の事業展開など多くの課題が山積する。

苦しい台所事情ではあるが、コロナ後を見据えた活力あるまちづくりと、木村氏の信念である「市民の思いに寄り添う市政の実現」を市民は心待ちにしている。厳しいかじ取りが迫られる中、これら多くの課題を解決できるか、政治手腕が問われる。



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